ITILは「サービスサポート」と「サービスデリバリ」を中心に構成

ITILは7つの書籍により構成されており、ITサービスの企画計画、管理運営などをユーザーに示しています。ITIL導入のためには中核となる「サービスサポート」、「サービスデリバリ」の2冊を中心に全体的な理解が必要です。なお、2007年5月にITILは再構成され「ITIL V3(Version-3)」となり、新たなプロセスの追加や従来のプロセスの統廃合も行われています。

書籍名 内容の説明
サービスサポート
(通称:青本)
ユーザーがITを適切に利用できるようにサポートするためのマネジメントについて説明されています。
サービスデリバリ
(通称:赤本)
ITを利用しているユーザーのサービス要求に関するマネジメントが説明されています。
ビジネスの見通し ITとビジネスの触媒を果たすために出版されました。ビジネス環境における課題として、事業継続性管理、パートナーシップとアウトソーシング、変化への対応、根本的な改革を通じた商習慣の変換といった内容が含まれます。
情報および通信技術(ICT)
インフラストラクチャ管理
ITインフラの管理において技術的な面から説明しています。ネットワークサービス管理、PCのインストールと受け入れ、システム管理といった内容が含まれます。
アプリケーション管理 アプリケーションが実装される前の段階から廃棄されるまでのライフサイクルに関する課題について説明しています。
サービスマネジメントの
導入計画立案
ITILを組織に導入するための、目標設定から初期診断、そして継続的な改善を取り組むための方法論を説明しています。
セキュリティ管理 構成の変更によるセキュリティへの影響などの評価やデータの完全性や機密性を確実にするうえでの課題を説明しています。