ITサービスごとにかかるコストや収益の算出を行い、適切なコストがどのくらいなのかを把握するためのプロセスのことで、確実なコストの把握による事業の採算性および妥当性の確認と、顧客への明瞭なコスト説明による信頼性の確保が目的となります。「予算管理」「IT会計」「課金」の3つのプロセスから構成されており、詳細は以下のようになっています。
| プロセス | 内容 | |
| 予算管理 | 顧客の要件や過去の会計、今後のサービスレベルの目標などをインプットして、今度殿程度のコストがかかるのかを予測すると同時に支出のコントロールを行うプロセスです。この段階では、項目別に根拠ある概算見積もりが合意されることが大切となります。 | |
| IT予算 | 事業の採算性や妥当性について説明するために、財務会計の知識を持った責任者によって確実にITサービスの収支を把握するプロセスです。費用対効果もしくは投資効果の分析も行われます。また、変更管理を通じて発生するコストの認識をするのもこのプロセスです。 | |
| 課金 | 利用時間、ユーザーの数、使用されたディスク容量など、ITサービスを使った分量に応じて、費用を請求するプロセスです。課金を行うことにより、シンプル、公正、正確かつ合意の取れたコストを回収できるなどのメリットがありますが、課金に適したサービスとそうでないものがあるので、ITサービス財務管理の中では必須とは捉えられていません。 | |