ERPの導入コストは保守サポート料金も確認しましょう

ERPソフトはこれまで大手企業向けが中心でしたので、その導入には数億円かかる場合がほとんどでした。しかし近年は、数千万円で導入できるケースが大半となっており、中堅・中小企業でも導入しやすい環境が整いつつあります。

アドオン開発の部分は別料金なのかも確認しましょう

導入コストでは、ERPソフトのライセンス価格だけでなく、年間保守サポートやアップグレードといった導入後にかかる費用まで含めて確認する必要があります。ERPソフトは導入すると長期間にわたって活用するため、導入コストもトータルな価格で考慮しなければなりません。

ほとんどの製品は、年間保守サポート費用を「年間ライセンス価格の何%」という形で決められています。注意しなければならないのは、ここでいう年間ライセンス価格は「標準価格」を指すことが多く、導入時にベンダーがライセンス費用を割り引いたとしても、保守サポート費用は割引前の正規料金から算出されるということです。

もう一つの導入後の注意点は、新版へのアップグレード費用が標準のサポート費用に含まれているかどうかという点です。ERPソフト自体に不具合がなくても、ハードやOS、ミドルウェアのサポート切れのために、アップグレードが必要になる場合もあります。

製品のライセンス価格でも注意すべき点があります。会計モジュールと一口に言っても、すべての製品で機能が同じわけではありません。例えば、債権債務管理を標準で会計モジュールに含む製品もあれば、オプションとなり、別途費用が必要な製品もあります。