COBITの成熟度モデルには、0~5の6段階があります

COBITでは、IT管理プロセスがどれだけ適切に定義され、運営されているかを測定する手段として、6段階からなる成熟度モデルが定義されています。組織に足りない部分があるとしたら、それはどこの問題化、どのような対策が必要か、といった事項を客観的に理解することができます。

レベル プロセスの状態
0:存在しない 認識可能なプロセスが存在していない。対処すべき問題の存在が認識されたことがない。
1.初期 問題の存在と対処の必要性は認識されているが、標準化されたプロセスはなく、事例ごとに場当たり的な手法が用いられる傾向にある。
2.反復可能 同じ仕事を別の人が行っても、同様の手順で行われる程度のプロセスは存在する。しかし、標準化された手順を訓練及び伝達する正式な方法がないため、誤りが生じやすい。
3.定義済み 手順が標準化および文書化され、トレーニングを通じて伝達されている。しかし、標準化された手順に従うかどうかは個々の人員に任されており、定義されたとおりでないことが発生しても発見しにくい。
4.管理可能 手順の順守度を監視及び計測することができ、プロセスの有効性が疑われる場合には対策をとることができる。プロセスは常に改良が加えられ、良好なプロセスへとつながる。自動化及び各種管理ツールは部分的に使用されている。
5.最適化 継続して改良を行い、他部門と連携して成熟モデルを適用してきた結果として、プロセスは十分に寝られていてベストプラクティスの域に達している。IT部門は統合的に活用されてワークフローの自動化を実現し、品質と友好性を向上させるツールを提供しているので、適応性は高い。

COBITフレームワークはビジネスの目的を達成するために存在していますので、IT部門が34の統制プロセスの全てでレベル5を達成する必要はありません。COBITフレームワークを導入するにも、プロセスの成熟度を1レベル上げるためにも、コストが必要となることを留意しなければなりません。