ITILは、ITシステムを運用している現場の声を反映したベストプラクティスであり、ISO20000は、そこで解説されている管理項目を実現するために、具体的にやらなければいけないことをまとめたルールブックといえます。
ITILは、あくまでもノウハウ集であり、「どこまでやればよいか?」についての記載はありません。一方、ISO20000では「何を行うのか」についての記載はありますが、それを「どのように行うのか?」については規定されていません。
つまり、ITサービスマネジメントを効率的に構築するためには、「仕様書」であるISO20000で「何を行う必要があるのか」を理解し、その具体的な実現方法を「参考書」であるITILによって理解することが、望ましいあり方といえるでしょう。