CMDB(構成管理データベース)

ITサービスを提供するために必要なすべての構成品目を含んでいるデータベースのことで、構成品目に関するインシデント、問題、変更記録などもリンクされてここに格納されます。ISO20000では、規格中に登場する文書類(SLA:サービスレベルマネジメントなど)や記録(インシデント)は、すべてCMDBに格納されるものと考えてしまってもよいでしょう。

CMDBが効果的でも効率的でもない状態であれば、提供しているサービスそのものの信頼性や正確性が疑われてしまいますので、すべての構成品目が現実の状態と一致しているかどうかを監査する必要があります。

CMDBが自動的に更新されるような仕組みを作り上げることも、正確性を保つ一つの手段となるでしょう。例えば、多数のコンピュータへのソフトウェアのアップデートを自動化している場合には、アップデートのリリース終了後に、ベースラインの構成品目を自動的に更新する仕組みがあれば、正確性が保てるはずです。

また、CMDBに含まれている構成品目が、実際の状態と一致しているかを検証するには、構成監査を行う必要があります。構成監査の実施は定期的、あるいは適当な期間内に実施します。重大な変更によって、構成品目が変更されることが事前に把握できていれば、その前後に監査を行うと効果的です。

そして、未登録あるいは未許可の構成品目が発見された場合には、排除するか、変更管理を通じて登録するなど是正処置を行うことになります。また、是正処置の結果は該当関係者及びサービス改善計画に反映させます。