内部統制の枠組みで使われる「内部監査人」とは、組織の名称を示しているものではありません。企業のなかで内部統制の整備及び運用を検討、評価し、その改善を図る職務を担う者および部署のことを指しています。したがって、具体的な部署名としては、「内部監査部」や「監査室」、「検査部」であったりと企業によって様々です。
内部監査人は、内部統制を効果的に達成するために、内部統制の基本要素であるモニタリングを担います。モニタリングには日常的モニタリングと独立的評価がありますが、内部監査は独立的評価に該当します。独立的な立場から、内部統制の整備及び運用状況をモニタリングすることで、内部統制が有効に機能することをサポートします。なお、内部監査を実施する部署は、内部監査を受ける部署から独立していることが求められます。